今、和製リキュールに注目が集まっています。
和りきゅうるとは、柚子やスダチ・林檎・苺・葡萄など、馴染みのある果物を原料にしたお酒です。フルーツが持つ様々な甘味と口当たりの良い酸味が楽しめます。
純米酒の蔵元さんが地元特産の果物を日本酒で仕込んだ和製リキュール、名付けて【和りきゅうる】を特集致します。サワーやカクテルを召し上がっている、「強いお酒はちょっと…」「食事をしながら量は飲めないな」、といった方にお薦めしたい飲み物です。
和りきゅうるは様々なシーンに合わせられるお酒です。
アペリティフ(食前酒)として如何でしょう。
とりあえずビール、もよいですが果物に含まれるクエン酸やコハク酸などの有機酸が胃腸の働きを活性化させるので食欲を増進させます。
カジュアル仕様のワインタンブラーがお薦めです。
一般的なソーダ割りは、お酒1に対しソーダ水2の割合ですが、今回はお酒4に対しソーダ水6の濃い目仕様をお薦めします。食中用のロングカクテルですので最後まで美味しく頂けます。コリンズグラスもよいですが、今回の撮影では凹凸調のタンブラーを仕様しました。
またロックでは、是非一手間掛けて下さい。大振りのグラスにクラッシュアイスをギッシリ敷き詰めて提供してみて下さい。輝きが違います。カキ氷のようですよ。アイスクラッシャーは手動の物で4000円ぐらいです。用意がない場合は、スプーンで製氷機の氷のくぼんだ部分を叩くとバラバラになりますのでお試し下さい。バースプーンだと簡単です。
今回、色鮮やかな新鮮な野菜料理の数々をご用意頂きました。日本ベジタブル&フルーツマイスター協会認定の野菜ソムリエである栗原様がオーナーのかいき様です。野菜の様々な相貌を感じさせてくれる創作料理が味わえます。その日の気分にあわせてあわせて料理もチョイスしてくれるスタッフがいるので好みを相談できます。
野菜びすとろ かいき
東京都豊島区目白3-4-12 鳥幸ビルB1
TEL 03-3950-7340
URL
http://gourmet.suntory.co.jp/shop/0X00047587/index.html
JR山手線 目白駅より徒歩1分
営業時間:月〜金 11:30〜14:30 ※祝日はランチ営業なし
月〜日 17:00〜23:30 LO 23:00
寒い季節にお酒を楽しむならば「燗あがり」する純米酒はいかがでしょうか?
「燗酒」と一口に言われていますが温め方一つで同じお酒でも味わいが大きく変化することはあまり知られていないようです。
今回の特集は、お燗をすると、そのお酒の個性と美味しさを一層際立たせ、よりまろやかな癒し系の酒へと変わっていく「燗あがり」する純米酒をおすすめします。
美味しい「お燗」の楽しみ方
おいしい燗酒は、身体を温める効果はもちろん、お酒に多く含まれる乳酸の旨みを引き出して、料理の味を引き立てる効果があります。
お燗の温度は、飲む方により好みがありますが、一般的に純米酒のお燗は「人肌燗」(適正温度35~40℃)から「上燗」(適正温度45~50℃)がおいしいようです。熟成され旨みののったお酒はよりぬるめの燗が合うようです。
熱すぎるお燗は、酒質にもよりますが、かえってお酒の味と香りのバランスを崩してしまいがちです。しかし、なかには一度熱くしてさました「燗さまし」でより映えるお酒もあるのは意外です。
温度帯によって味わいは変わってきます。
50℃ あつ燗 ・香りがシャープになりより辛口に感じる。
45℃ 上燗 ・味、香りがきりっと締まる
40℃ ぬる燗 ・香りを最も大きく感じふくらみのある味わいに
35℃ 人肌燗 ・米や麹の香りが感じられる
30℃ 日向燗 ・香りが引き立ち、なめらかな味わいになる
どうでしょうか?もう一度燗酒というものを見直してみませんか?
蒸し暑い夜にビールを一杯。これはこれで美味しい。でも、たまには趣向を変えてみませんか。この季節、酒楽生活がお勧めする涼しい夜の過ごし方は、厳選された純米酒をキリッとよく冷えた冷酒にして頂く。あとは旨さを引き立てる肴。暑い一日を振り返りつつ純米酒を楽しめば、酔い(宵)とともに暑さも忘れて行きます。
冷やして美味しいお奨めの純米酒を肴と共に紹介します。
沖縄の定番料理を冷酒で頂く
ほのかに感じるクリームの様な香り、口に含めばおだやかな米の旨味を感じる事が出来る茨城の酒「郷乃誉・純米吟醸」。日本最古の酒蔵が織りなす純米酒でゴーヤチャンプルを頂く。ゴーヤの持つ独特の苦みに郷乃誉の香りと旨味が加わり、さっぱりと頂けます。
アボガトと豆腐の逸品
穏やかな甘味と旨味とがうまく調和しスッキリとした味わいの「澤の花」。サッパリ感が持ち味の湯葉豆腐を、南国の食材、アボガドと合わせて頂く。「澤の花」のもつ甘味・旨味が湯葉の香りと上手く調和し豆腐の旨みを引き立てています。
全国各地に美味しいお酒があります
ところで一昔前までは「日本酒は○○県に限る」といった具合に産地ばかり注目されていました。今では全国各地に美味しいお酒があることが見直されつつあります。なじみの薄い地域のお酒ですが、香り・味ともに素晴らしいので是非一度お試し下さい。
冷酒で夕涼みにお薦めのお店
JR蕨駅東口を出てすぐにあるチョウゲン坊は、全国の地酒をなんと162種も扱う日本酒ファンにお薦めのお店。地酒に合う創作料理を提供をしており、肴やお酒選びに困ったらお酒の好みの味を伝えれば店長やホールスタッフが気分に有ったお酒と肴を選んでくれます。今回紹介させて頂いたお酒と食事も楽しめます。
チョウゲン坊では毎週水曜日にJazzライブが楽しめます。
チョウゲン坊
tel/fax 048-445-8025
埼玉県蕨市塚越1-4-2
JR京浜東北線 蕨駅東口より徒歩1分
http://ameblo.jp/chogenbo/
月〜木 17:00〜24:00(L.O.23:00)
金・土・祝前 17:00〜02:00(L.O.01:00)
定休日 無休
今年は例年にない暖冬ですね。そのおかげで梅や桜もいつもより早くお目覚めの様子。花満開!といったところです。
というわけで第二弾今回の特集は“春で楽しむ”をコンセプトにお花にちなんだ美味しいお酒を企画してみました。外でお花見や、自宅でパーティ、みんなでワイワイ楽しく飲んでみてはいかがでしょうか!
花の香りを楽しみながら・・・
花の酵母のお酒と一緒にお花見は、いかがでしょうか?
花酵母を使ったお酒は、香りが極めて高くとってもフルーティーです。その中でも『
天吹 純米花酵母仕込』と『
天の戸 特別純米 美稲』は香りはでしゃばらない微香でさわやかな酸味が出ているお酒を選びました。春の香りとお酒の香りを同時に楽しめると思います。
余談ですが・・もうひとつの特徴として時間がたっても味わいが変わらないということです。とはいっても醸造酒なので劣化はしていきますが、人によっては搾ってすぐに飲むよりも、1年後に飲むと味がのって旨いっていう人もいます。(ちょっとマニアックですけど・・)
爽やかな香りを楽しむ
もう一つ、お花見にお勧めしたいのが『
楯野川 中取り純米 出羽燦々』。中取りとは醪(もろみ)を搾る際、タンクを上から「あら・中・せめ」と3つに分け、その中の部分を搾った清酒のこと。特徴としては 爽やかでフルーティーな吟醸香があり飲み口はスッキリとキレがあります。香りの良さは花酵母にも負けていません。飲み口のよさと味わいは女性の方でも受け入れら得るお酒です。
お店で飲んでみたい!!
埼玉県上尾市の「はな井」様は今回紹介したお酒はもちろんですが、酒楽ショップでご紹介しているこの時期にしか入らないお酒を頂くことが出来ます。料理ももちろん季節にしか取れない春の野菜や産地直送で入荷する薩摩若しゃもをあつあつの串天で食することが出来ます。ぜひ一度いってみる価値ありです。
「はな井」
埼玉県上尾市谷津2丁目1-50-34 ワカオビル2F
048-775-1368
上尾駅西口より徒歩1分
営業時間17:00~23:30 LO23:00
ホームページ
忘年会・新年会・クリスマスパーティー。年末年始のパーティーは欠かせない。
そんなパーティーに欠かせないのがお酒。特集第1弾では「和の心でもてなす」と題して、ワンランク上の日本流おもてなしのお酒をご紹介したい。
いまやパーティーのお酒といえば、スパークリングワインが定番だ。この「スパークリング」とは「発泡性」という直訳になるが、「輝き」という意味もあることから、お祝い事に用いられるようになっている。コルクを抜いた時の"パン"という音が、パーティーのオープニングを感じさせ、グラスに移した時の発泡の「輝き」が、パーティーに高級感のある輝きを表している。
日本でも"和製スパークリング"と言われる「発泡にごり酒」があることをご存知だろうか。
にごり酒とは、もろみを一回だけ濾過した直後の白濁した酒のこと。完全に濾過した酒とは異なり濃厚などろっとした口当たりを持つ。瓶内に残った生きた酵母がニ次発酵しているため炭酸ガスがたっぷりふくまれており、酸味が高く生酒特有の炭酸ガスによるキレ味がある。通常は年末から翌年の春先までの季節限定商品です。今回の企画は全て活性タイプ。